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何より大事なあなたの「信用情報」

「信用情報機関」と信用情報 ♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

カード会社はクレジットカードをカード会員の信用に基づいて発行し、ショッピング代金を支払ったり、キャッシングで融資したりしている。だからカード会社は会員に返済の能力、返済の意思があるのかどうかを判断しなければならない。そのためにカード発行時や更新時などにはカード会員の信用度を審査する。そのために用いる情報が信用情報だ。

カード申し込みの際には年収や資産残高を申告するが、これはあくまで自己申告。カード会社には直接確かめるすべはない。実はカード会社は申し込んだ人の信用情報を別のところからもチェックしているのだ。

現在、カード会社だけでなく消費者金融会社など個人向けに融資、信用供与する機関には、決まった信用情報機関に登録して信用情報を共有することが義務付けられている。カード発行の申し込みがあったら、カード会社は信用情報機関に問い合わせて、あなたの過去の利用・返済履歴を調べ、それらを総合して審査しているのだ。また、入会後もカード会社はあなたの利用、延滞履歴などを信用情報機関に送る。

通常、個人の情報を外部に漏らすことは禁止されているが、信用情報に関しては例外で、このことはどのカード会員規約にも明記されている。

現在、登録が義務付けられている指定信用情報機関はシー・アイ・シー(CIC)と日本信用情報機構(JICC)の2つ。そのほかに銀行などが加盟する全国銀行個人信用情報センターもCIC、JICCと信用情報の共有を行なっている。

その情報には住所、氏名、生年月日などの基本情報のほか、各会社との取引情報がある。重要なのはこの取引情報で、どんなものにカードを利用し、いつ支払い終わったか、または残債はいくらあるのかといったことが書かれているが、なかでも注意したいのは返済状況。すべて遅延なく返済されていればいいが、返済日に入金されなかったなどの情報もすぐわかるようになっている。とくに3カ月以上の延滞がある場合は「異動」と表示される。異動が記載されている場合は、新しくカードを作ったり、融資を受けたりする場合に不利になる可能性がある。

信用情報は、返済が済んだあとも一定期間信用情報機関が保持して残る。延滞情報などは契約期間中から契約終了後5年間残すことになっているので、延滞を繰り返したりすると、あなたの信用情報は劣化して、カードを作ったりローンを借りたりすることができなくなる恐れもある。

信用情報を見てみよう ♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

しかし、大事な信用情報なのにカード会社はわかっていて自分がわからないのは気分が悪いし、不安だ。そういう人は、信用情報機関に問い合わせて現在の自分の信用情報を知ることができる。CIC、JICCでは、窓口、郵送のほかに携帯電話やパソコン(CICのみ)での開示もしている。一度、自分の信用情報を確かめておくのもいいだろう。

ただし、信用情報機関の情報がそのままカード会社の審査というわけではない。カード会社は信用情報機関の情報に加えて自社に利用者情報がある場合は、それも加えて各社独自の方法で分析して審査しているのだ。

信用情報とは?(CICの場合)♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

信用情報の種類 情報の内容 情報を保持する期間
申込情報 氏名、生年月日、電話番号、照会日、支払い回数など 照会日より6カ月間
クレジット情報 住所、氏名 契約日、支払い回数など 残債額、契約額など 入金額、延滞・破産など 契約期間中および取引終了後5年間
利用記録 利用日、利用目的など 利用日より6カ月間
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