クレジットカード総合情報サイト|最強のクレジットカード選び WEB版

最強のクレジットカード選び

カードのポイントで得する!

ポイントを計るものさし「還元率」 ♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

今、誰もが注目しているクレジットカードの魅力といえばポイントサービスだろう。カードを利用すれば利用額にともなってポイントが貯まり、これをさまざまなグッズや値引き、他社のポイントや電子マネーに交換でき、そのぶん得になるのがポイントサービスだ。

一方、JALやANAを含め世界の航空会社は、飛行機に乗った距離に応じてマイレージ(マイル)を搭乗客に発行し、客はそれを使って無料で飛行機に乗ることができる。また、マイルは無料航空券だけでなく、ビジネスクラス、ファーストクラスへのアップグレードやグッズ、電子マネーへの交換などもできる。ポイントと同様のものと考えていいだろう。さらに、マイルは飛行機に乗るだけでなくクレジットカード利用で貯めることができる場合があるほか、カードのポイントをマイルに交換することもできる。

ポイントもマイルもカードの差別化のためのもっとも重要なものになっているので、カード各社ともポイント、マイルでお得度を競っている。

ポイントが得かどうかを計るためには、ものさしが必要だ。ポイントを計るものでは付与率という言葉がある。たとえば100円使ったら1ポイントがもらえるというのが付与率だ。しかし、200円で1ポイント、1000円で2ポイントというように、付与率はカード会社によってまちまちなことも多い。見かけ上の付与率が高いからといって得とは限らないわけだ。

一方、ポイントは他社ポイントや電子マネー、さらに値引きにも使える。もし1ポイント当たり1円の値引きをしてもらえるのなら1ポイントの価値は1円ということになる。仮に1ポイントをもらえるために100円の利用が必要だとすれば、利用額あたり1%のポイント、200円ならば0・5%ということになる。これをポイント還元率という。還元率に置き換えればどのポイントサービスが有利か一目瞭然だ。還元率はポイントの価値を比較するための最重要指標だ。

b-figure-5

ポイントのつき方いろいろ♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

カードであるサービスを利用するとポイントが2重につく場合がある。たとえば楽天カードで支払うと100円あたり1ポイントがもらえるが、このカードで楽天市場で買い物をすれば100円あたり通常2ポイントがもらえる。楽天カードのポイントと楽天市場のポイントが2重に入手できているからだ。もちろんほかのカードでも楽天ポイント、カードのポイントが2重につく。

このような例は、ほかのカードでも多い。カード会社と提携企業のポイントが2種類ゲットできる場合と、カード会社のポイントが倍付けになる場合などパターンはいろいろだが、自分が頻繁に利用する店の提携カードがあればポイント獲得を大きくアップできる。

一般的に大手カード会社のポイント還元率は0・5%ということが多い。これだけでは物足りないが、カードによっては誕生日月の利用でボーナスポイントが加算されたり、年間利用額が一定以上になると翌年のポイント付与がステップアップしたりするカードもある。さらにカード各社が運営するネットモールで利用するとポイントが2倍、3倍、場合によっては20、30倍になる。

▲ページのトップへ戻る