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クレジットカードの仕組みを知ろう︎

クレジットカードとキャッシュカードの違い♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

クレジットカードを理解するために、まず銀行のキャッシュカードと比べてみよう。キャッシュカードを使えば銀行やコンビニのATMで現金を引き出すことができる。ただし、その金額は原則的には銀行口座に預けてある範囲内だ。つまり自分が今、銀行に持っているお金を引き出すだけだ。

これに対してクレジットカードは買い物をしたり、現金を引き出したりすることができるが、あらかじめ口座にお金を入金するわけではない。利用者は毎月一定額までカードで支払うことができ、使った金額を翌月以降に一括、または分割で返済するのだ。これはカードの発行会社が利用者を信用してお金を貸している、つまり「信用供与」しているからだ。だからカードの利用者には必ず返済することが求められるし、一定以上の信用がなければカードを作ることはできない。カードを作るときにはカード会社は「この人には本当に返済能力があるか」必ず利用者の信用度を「審査」する。

クレジットカードはどこで使える?♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

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現在、カードはさまざまなところで使える。店舗でのショッピングやホテルの支払い、レストランでの食事、航空運賃支払いなど、あらゆる場所で使えるのではと思うほど。しかし、カードを利用できるのはカード会社と提携している店舗や企業だけだ。そうでないところではカードは使えず、現金で支払わなければならない。このようなカード会社と提携してカードが利用できる店舗や企業を「カード加盟店」という。

カード会社もビジネスを行なっているわけだから、タダでこうした便利なサービスを提供してくれているわけではない。カード会社はカード会員から支払われる年会費とカード加盟店が利用額に対して一定率の金額を支払う「加盟店手数料」を収益源としているのだ。

カード会員は会費無料というケースも多いが、加盟店は必ず手数料を支払っている。だから店にとってはカード客のほうが現金客よりも余計なコストがかかっていることになるが、だからといって加盟店はカード客の値段を高くして現金客と差別することは許されていない。同じ金額で売らなければならないことは、どのカード会社も厳しく定めている。しかし、カードがあれば手許の現金が少なくても高額のものを買ってくれるかもしれないし、便利だからカードを扱っていない店よりも多く来店してくれる。だからカードが使える店が増えているわけだ。

カードを持っていれば、そのカード会社と提携した加盟店で使えるだけではない。別のカード会社の加盟店でも使えることが多い。この仕組みを支えているのが国際ブランドだ。VISA、マスターカード、JCB、アメックス、ダイナースの5つのブランドは、ほとんどのカードにどれかが入っているはず。国際ブランドがあるから、自分のカード会社の加盟店でなくとも、世界中どこでもVISA、マスターの印があれば買い物ができるわけだ。ちなみにJCB、アメックス、ダイナースはカード発行も行なっているが、VISA、マスターカードは発行は行なわず、ブランドだけの存在なのである。

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