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誰かがあなたのカードを狙っている

セキュリティコードって何? ♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

クレジットカードは便利な反面、危険な面もある。カードを気がつかない間に盗まれて、そのカードでショッピングやキャッシングをされてしまうと数十万円から100万円以上の被害になってしまうこともあり得る。また、カード番号やカードの磁気ストライプの情報を盗まれるだけでも、それをネット上で使われると同様の被害が発生する危険性がある。

実際、クレジットカードを狙った犯罪は世界中で日夜起こっている。単純なカード窃盗のほか、古典的なものではカードの磁気情報を盗み取るスキミングという犯罪が多い。これは店の裏にカードを持って行って磁気情報を読み取るスキミング機械にかけ、素知らぬ顔で利用者にカードを返すというパターンが多い。つまり、店自体が犯罪を行なっているわけだが、海外ではいまだに多いと言われている。

これを防ぐためにさまざまな対策がなされている。通常カードで決済するときにはサインをするが、カードにICが搭載され、店がICカードに対応している場合には、サインの代わりにPIN(暗証番号)を端末に入力。ICの情報は単純なスキミングでは盗むことができないので磁気カードよりも安全だからだ。ただ、日本でもすべてのカードにICが搭載されているわけではなく、ICカードに対応していない店も多い。

もうひとつはセキュリティコードと呼ばれるものもある。これはカードの裏面に記載されている3桁の番号のこと(アメリカン・エキスプレス・カードは表面に4桁)。国際ブランドによって記載される位置が違う。

セキュリティコードの番号は、磁気ストライプには書かれていない。そのため、ネットショッピングなどの決済でカード情報を入力するときに、カード番号だけでなくセキュリティコードを入力することで、その人が本当に手許にカードを持っていると判断できるわけだ。

ただ、店側に本当に悪意があり、高度な機械を使っている場合はPINが読み取られる可能性はあり、セキュリティコードもカードに記載された情報なので盗もうと思えば盗める。そこでさらに安全な対策として普及してきているのが、3D セキュアという方法だ。

3D セキュアとは、インターネット上の本人認証技術。3D セキュアでは、ネットショッピングでカード決済をする際にカード番号、有効期限のほかパスワードの入力を行なう。普通のPINと違うのは3D セキュアのパスワードは暗号化されて送られるため、ハッキングして情報を盗んでも解読されないところだ。もちろん、カードを盗んでも暗証番号はわからない。VISA、マスター、JCBの3ブランドが対応しており、対応カードも増えている。

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大事なのはあなたの備え♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

しかし、どんな防御策も「絶対」ということはあり得ない。「盗まれることもある」ということを念頭に置いて、利用者が備えていることがもっとも重要だ。最近、ネットでのカード情報流出が頻出しているが、カード情報の流出に気づいたらすぐにカード会社に連絡することは忘れないようにしたい。また、利用限度額を必要なだけに減額しておくことも、被害を小さくするという効果もある。

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