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ショッピングポイント競争の利用でポイントはさらに増える

リクルートの「ポンパレ」参入でネット市場がさらに熱い!

急成長を続ける日本のネット通販市場。経済産業省によれば2011年に約8・44兆円だった市場規模は12年に約9・5兆円と2桁の伸びを継続した。とくに衣料・アクセサリー小売りの伸びは20%超の高い伸びで、消費を牽引する若い女性層が百貨店などのリアル店舗からネット市場にシフトしていることがうかがえる。

これを象徴する動きが、リクルートの運営で2013年3月にスタートしたショッピングモール型ネット通販「ポンパレモール」だ。最大の売りは「全品3%以上のポイント還元率」。楽天、アマゾン、Yahoo!といった先行サイトのポイント還元キャンペーンが期間・商品限定なのに対し、いつでも3%という安定感でポイント好きの女性の取り込みを図ってい

新参のポンパレに対し、先行する楽天やアマゾンは「ポイント還元10倍」などの期間限定キャンペーンを次々に仕掛け対抗している。遅れを取っていたYahoo!もTポイントとの統合を経て攻勢に出た。

どのサイトがお得かは、最終的にどのポイントが自分にとって貯めやすく、かつ使いやすいかにかかってくる。ここで紹介する5大サイトの情報を参考に、次々と展開される各社のキャンペーンを使いこなし、どんどんポイントを貯めてほしい。

■楽天市場

何といっても「家」までネットで売るという伝説を作った日本最大級のショッピングサイトである。ポイントは購入金額100円=1ポイントの付与が基本だが、店舗ごとのポイント倍増キャンペーンが常時展開されているほか、楽天市場内を横断的に買い物し回ることでポイントがアップしていく「お買い物マラソン」のような期間限定のキャンペーンも適宜開催されている。前者は「ポイントアップ市場」内で検索すればお得な商品が見つけやすい。後者は「40 時間」などの期間中に、より多くの店舗で買い物するほどポイント還元率が膨らむ仕組みで、楽天Edyや楽天カードなどの利用を組み合わせると40 倍といった高還元率も可能だ。

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楽天スーパーポイントは交換先も豊富で、貯めてムダになることはまずない。急ぎでない買い物なら、ポイントが増えるタイミングを待って買うぐらいの価値はあるだろう。

■Amazon

書籍・雑誌からスタートして、ファッション、家電、食品、衛生用品なども総合的に扱うようになったネット通販の雄。「送料無料」や「当日配送」といった配送サービスへの信頼はきわめて高く、値段にかかわらずネット通販はAmazon 派という人も少なくない。Amazon 傘下の新通販で靴とファッションに特化したJavariも、翌日配送、送料無料、365日間返品無料の3点が武器となっている。

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ポイントの付与率は商品によって異なるが、貯まったポイントを1ポイント=1円として使える点は同じ。ただし、貯まったポイントを別のポイントに移行することはできない。ポイントアップに関して魅力的なのはやはり書籍関係で、季節ごとのキャンペーンは読書家に呼びかけるものが中心だ。学生には書籍注文額の1割分のAmazonポイントを常時還元するサービスもある。

JACCS のリーダーズカードとの提携があり、JACCS で貯まったポイントをAmazon 限定デポジットと交換すると1.80%の高還元率を得られる。

■Yahoo!

5大通販サイトのなかでは男性利用者やオークション愛好者が多いと言われてきたYahoo!。しかしYahoo!ポイントの位置づけは、2013 年7月のTポイントとの統合で、よりリアルな金銭に近い価値に生まれ変わったと言えるだろう。これに先立って子会社化したアスクルと開始した日用品通販サイト「LOHACO」は、食料品やキッチン用品、ヘビー用品など消耗品を中心に約7 万アイテムをラインアップ。Yahoo!プレミアム会員では常時T ポイント2 倍(商品単価の2%)など、女性客の定着を強く意識したサービスが展開されている。もちろん、Yahoo!ショッピング内でボーナスポイントが貯まるキャンペーンも従来どおり行なわれている。

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Tカードとの統合でが然価値を増したのが、Yahoo! JAPAN JCBカードだろう。Yahoo!ショッピングの支払いに使えば2倍、スマホから使えば3 倍のスピードでT ポイントが貯まる。T ポイントの使い勝手の良さを考えれば、クレジットカードを1枚増やしてでもポイントを貯めやすくする意義は大きい。

■ポンパレモール

リクルートライフスタイルが運営する新しい総合ネット通販サイト。もともと同社ではじゃらんやAB-ROAD、HOT PEPPER などの雑誌で旅行、飲食、美容、通信教育、割引チケット購入を扱っており、「赤すぐnet」などのネット通販にも実績があったが、カスタマーから見ると「じゃらん×ホットペッパーポイント」をどう使えるのかわかりにくいなどの難点があった。そこで会員サービスの強化とポイントの利便性向上の一環として立ち上がったのがポンパレだ。

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新規参入のポンパレにとって、最大のウリは何といってもポイント。それも楽天やYahoo!が培ってきた100 円=1ポイントの常識を覆す、「全品3%以上のポイント還元」だ。提携するリクルートカードも、年会費無料タイプならポイント還元率1.2 倍、年会費が2100 円かかるタイプなら2.0 倍と、高還元率を前面に押し出し、顧客定着を図っている。

■d-マーケット

現在はドコモユーザー限定のサービスだが、2014 年3月ごろからキャリアフリーになることで注目を集めているポータルサイト。スマホ向けサイトと、i モード向けサイトがある。先鞭をつけたのはアプリや電子書籍、音楽、動画といったデジタルコンテンツだが、最近は日用品のネット通販を使う「dショッピング」が急速に充実し、有機野菜の「らでぃっしゅぼーや」や、テレビ通販の「オークローンマーケティング」の商品が購入しやすくなっている。また、2013 年10月末に立ち上がった「dファッション」も、BEAMS などの人気ブランド450 店舗以上をそろえているほか、写真をスライドしてさまざまな角度から商品画像を確認できるといった利便性の高さで、若い女性層の話題を呼んでいる。

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ドコモのクレジットサービスDCMX を使って支払えば、毎週日曜日のショッピング利用分についてドコモポイントが3 倍といったポイントアップが狙える。

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