出張や旅行が多い人にオススメなのが、海外利用でポイントが2倍になるカード。ホテルや食事、ショッピングなど、お金を使う機会が多い海外は、ポイントを貯めるチャンス。持っているのといないのでは、貯まり具合に大きく差がつく。
JCBは多種多様な提携カードを発行しているが、海外でポイントが2倍になるのは「JCB一般カード」「JCB GOLD EXTAGE」「JCB CARD EXTAGE 」の3種。特筆すべきは、「Amazon.co.jp」での買い物も海外扱いになることで、ほかの国際ブランドにはないJCBだけの特典だ。
「Orico Card PayPass」も、海外利用でポイントが2倍。さらに、世界50カ国以上・約120 万か所の加盟店で使える電子マネー「 PayPass」を搭載している。 PayPassの利用代金はカード利用分と合わせて引き落とされるので、事前チャージは不要。サインレスで決済できるので、言葉が通じない国でも心強いだろう。

発行元 | JCB |
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国際ブランド | JCB |
年会費 | 1312円(ウェブからの入会で初年度無料、年50万円以上の利用で翌年無料) |
基本ポイント | 1000 円= 1 ポイント、1 ポイント→ 5nanaco ポイントなどに交換可 |
ポイント | 有効期限 2年 |
数あるJCBカードのなかで、もっともスタンダードな1枚。海外での利用は、オンラインショッピングも含めてポイントが2 倍(ウェブ明細の登録が必要)。さらに、セブン-イレブンやイトーヨーカードで3倍、昭和シェル石油で2倍など、ポイント優待店も多い。国内・海外旅行傷害保険は、最高3000万円(利用付帯)と充実。

発行元 | オリコカード |
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国際ブランド | MasterCard |
年会費 | 1312円(初年度無料、年1度の利用で翌年無料) |
基本ポイント | 1000円= 1ポイント、400 ポイント→ 2000円分のAmazon ギフト券などに交換可 |
ポイント | 最長2年 |
国内・海外で利用できる国際標準規格の電子マネー「PayPass」を搭載。後払い方式なので、事前のチャージは不要。カードをかざすだけで簡単に決済ができ、カード払いと同様のポイントが貯まる。また、海外利用ではポイントが2倍にアップ。最高2000 万円の海外旅行傷害保険も付帯した、海外派にオススメの1枚だ。
ビットコインとは、インターネット上のみに存在する仮想通貨。安い手数料でネット通販の決済に使えることから、アメリカを中心に利用者が増えている電子マネーだ。利用するには、まず世界最大のビットコイン交換サイト「マウントゴックス(https://www.mtgox.com/)」へ。サイトは日本語にも対応しており、口座開設からビットコインの購入まで、すべてオンラインで行なえる。ビットコイン購入時には0.6%程度の手数料がかかるが、決済時の手数料はゼロ。クレジットカード払いに比べて手数料が節約できるほか、為替の影響を受けないのもメリットだ。注意すべきは、ビットコインを購入するタイミング。ドルや円の相場と同じで交換レートが大きく変動するので、大きく値崩れするリスクもある。現時点ではまだ使えるショップが少ないが、今後の展開に注目したい。
